イライラが止まらないのは何かの病気のサイン?

イライラを感じるというのはストレスなどに対する正常な生理的反応であることは確かですが、原因に乏しいのにイライラが止まらないとなれば、やはり病的なものを疑わざるを得ません。イライラ感は交感神経の亢進によって引き起こされることが多く、具体的な原因は色々あっても結局は交感神経が高ぶりすぎることでイライラが発生していることがほとんどなのです。

 

これは他に特別な病気がなければ、自律神経失調症と病名が付く状態なのですが、病的か否かはともかく自律神経のバランスが崩れていることは強く推測されます。

 

理由もなくイライラが止まらない場合、単に自律神経が失調しているだけでなく、自律神経のバランスを崩している大元の病気が潜んでいることは少なくありません。原因となる病気は様々ですが、例えばうつ病もほぼ例外なく自律神経を乱し、多くの症例でイライラが現れると臨床上わかっています。

 

うつ病というと沈み込んだり落ち込んだりというイメージが強いですが、そういった沈んだ感情のみで固定化されていることはほとんどなく、イライラや焦燥感なども入り交じっているものです。他には、バセドウ病でも止まらないイライラを訴える人が非常に多いです。

 

いずれにせよ、自律神経が失調しているだけでも病院を受診するに値しますし、長く続くようならば背後にある病気の存在も強く意識されます。そのため、一度病院に診てもらった方が安心でしょう。血液診断や画像診断などですぐに確定診断できるものも多くあります。